薄毛の遺伝は体質の遺伝が原因?<生活習慣と食生活の改善で防げる>

MENU

薄毛の遺伝は体質の遺伝が原因?<生活習慣と食生活の改善で防げる>

両親が薄毛であったり、身内に薄毛の人が多いと自分もいずれ遺伝で薄毛になる考えてしまう人は多いですよね。確かに、遺伝が原因で薄毛になるという話は本当です。

 

遺伝による薄毛はたったの4%

ただし、遺伝による深刻な薄毛になる確率はたったの4%程度なんですね。ということは、残りの96%にあたる人は必ずしも遺伝が原因で薄毛になっているわけではないということになります。

 

ちなみに先程の4%にあたる人達は、10代くらいから薄毛が進行し始めて、20代30代の頃になると頭皮が見えるほど薄くなるのが特徴です。ここまで強く遺伝の影響を受けていなくても、40代以降になると更に全体の25%程度の人が薄毛を実感し始めます。

 

残りの人達は多少遺伝の影響を受けていたとしても、ほとんどが老化か不摂生が薄毛の原因ですね。人間の体は加齢とともに細胞が衰えていきますので、髪の毛が細くなったりボリュームが無くなっていくのは当然のことですし、生活習慣や食生活が乱れていれば薄毛になるのは当たり前です。

 

薄毛の遺伝は体質の遺伝が原因?

冒頭でご紹介した薄毛の遺伝を強く受け継いでしまった4%の人達は、現代の医学では治すことができませんが、つまるところ、薄毛の遺伝子が受け継がれたというわけではなくて、体質が遺伝しただけです。

 

特に男性の場合は男性型脱毛症が原因で薄毛になるケースが多く、遺伝の影響を強く受けているのですが、この場合も実際には薄毛体質が遺伝しているだけだということが分かってきました。

 

そもそも家族全員が同じ屋根の下で暮らしていると、生活習慣や食生活は似てしまうものです。ですから生活習慣や食生活を変えることで、薄毛を解消することができる可能性はかなり高いんですね。

 

ということは生活習慣や食生活を見直して、早めに薄毛を予防しながら抜け毛を防いでいけばフサフサの髪の毛を保っていくことは夢ではありません。

 

例えば和食中心の食生活に切り替えたり、頭皮マッサージをして血行を促進させるなどできることはたくさんあります。深刻な遺伝による薄毛はたったの4%なわけですから、早めにケアしておけば薄毛になる心配をする必要はないのです。


inserted by FC2 system